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ノートはどう取ればいいのか.

ノートとペンと教科書とメモ帳が写っている画像

ノートを取る際の最も効果的な方法は,(話題・問い・主張),(その結論),(結論に至る根拠・理由)の3点を明確に記録することである.この3点を意識することで,授業や独学での理解が飛躍的に深まり,後から見返した際にも思考のプロセスを容易にたどることができる.

ノートはどう取ればいいのか.

Section titled “ノートはどう取ればいいのか.”

効果的なノートの取り方は,情報をただ書き写すのではなく,「何について議論しているか」,「結論は何か」,「なぜそう言えるのか」という3つの要素を抽出して記録することである.

ノートを取るとは,具体的に以下の3点をメモすることである.

  1. 話題・問い・主張は何か.
  2. その話題・問い・主張の結論は何か.
  3. 結論に至る根拠・理由は何か.

1.話題・問い・主張を明確にする.

Section titled “1.話題・問い・主張を明確にする.”

ノートを取る際は,まず「何について学んでいるのか」という目的(話題・問い・主張)を明確にすることが最も重要である.

主題となる話題や問い,あるいは筆者の主張を明確にしなければならない.つまり,何に関してノートを取っているのか目的を明確にするということである.授業のテーマや,先生が投げかける問い,主張のことである.キーワードだけでなく,文脈がわかるように簡単な文章で記述する.

記述例

今日のテーマは「気候変動」,問いは「原因と対策」,先生の主張は「CO2排出量削減が急務」

ノートを取る目的は,単に情報を記録するだけではない.最終的に理解を深め,自分の考えをまとめることにある.そのため,話題や問い,あるいは筆者の主張を明確にすることが大切である.

話題や問いに対する「結論」をいち早く見抜き,ノートの中心に据えることで,情報の要点を正確に捉えることができる.

議論や説明を聞きながらノートを取る場合,結論をいち早く把握することが重要である.結論は,その話題・問い・主張の要点であり,ノートの中心となる部分である.

記述例

結論:地球温暖化の原因はCO2,対策は再生可能エネルギーへの転換

結論に至る「プロセス」(根拠・理由)を記録することで,後からの見直しに役立ち,論理的な理解を深めることができる.

結論に至るまでの根拠や理由をメモすることで,結論の展開を理解し,理解を深めることができる.また,後からノートを見返した際に,話題・問い・主張のプロセスを思い出す助けにもなる.

記述例

根拠1:過去100年の平均気温上昇,根拠2:北極の氷床減少,理由:CO2の温室効果

ノート記述例

今日のテーマは「気候変動」,問いは「原因と対策」,先生の主張は「CO2排出量削減が急務」

結論:地球温暖化の原因はCO2,対策は再生可能エネルギーへの転換

根拠1:過去100年の平均気温上昇,根拠2:北極の氷床減少,理由:CO2の温室効果

ライブ授業など,情報の流れが速い状況でのノートテイキングに関する疑問への回答である.

Q. ライブ授業では先生の話すスピードが速くてすべてを書き取れません.どうすればよいですか?

A. 先生の話をすべて書きとるのは不可能であるため,すべてを書き取る必要はない.上記の3点(話題,結論,根拠)に絞ってキーワードを中心にメモし,授業後に教科書などを参照しながら内容を補完してまとめるのが効果的である.

Q. なかなかできるようになりません。どうしたらいいですか。

A. Web記事や動画など、速度を遅くできるもので練習してみましょう。

ノートを取る際の要点は以下の通りである.

  • 目的の明確化:「話題・問い・主張」を書き出し,何について学んでいるかを明らかにする.
  • 要点の抽出:議論の中心となる「結論」をいち早く把握する.
  • プロセスの記録:結論に至る「根拠・理由」を書き留め,論理的な流れを後から追えるようにする.

これらの原則を守ることで,単なる記録から「理解を深めるためのノート」へと質を向上させることができる.

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