
このサイトについて
サイトの目的
このサイトは,私が数学を学んだ結果を整理して吐き出すことを目的としている. 私は数学の参考書やインターネットに溢れている数学上の概念・理論において,それが本当かどうか確認している. そして,確認を通じて得たことを吐き出している.たとえば定理の主張を示したり,行間の広い証明を狭くしたものを示すこと, 理論の再構築を行うなどである.
したがって,ここは数学系のWebサイトである.その他(ソフトウェア系など)はおまけである.
サイト構築の背景
数学を勉強していて,思うことが多くある. 例えば,数学の参考書・インターネット記事・YouTube動画で解説される数学的な概念に自分の理解とズレがあり, 少し苛ついてしまう.また,これらコンテンツにおいて定義・定理の数学的な記述と具体例が提示されるだけで, それらの意味が解説されないので,作成者は本当にわかっているのか疑問に思うことも多々ある. つまり,数学で一番大切なものが書かれていないように思い,もやっとしている.
このようなイラつきやもやっとしたことを解消する手段として, Webならある程度お金がかからずに表現できるかもしれないと考えた. Webで表現しておくと,同じように考えた読者に届き,同じように解消できるかもしれない. そんなことから「数学の主張」は始まった.
自己紹介(数学遍歴)
- 浪人中に数学に目覚める.
- 教科書上の証明ができるようになり,おもしろさを感じて,数学科を志望する.
- 立教大学 数学科 次席で卒業.
- 17年ほど社会人として生き,FIREする.(2022年7月頃)
- ゼミで学習した計算論から勉強を再開.しかし,基礎がなっていないことに気づき,集合論から再学習.
- 数学だけやっているわけではないよ.
2022年
- 離散数学,計算論,集合論,論理学を確認.
- 離散数学はやさしく学べる離散数学では易しすぎて,最後まで読んで止めた.
- 計算論はオートマトン 言語理論 計算論 第2版をやるも,真に理解するには基礎が足りないと感じ,集合論からやり直すため,中止した.
- 集合論は集合・位相入門(松坂和夫著)の集合部分のみやる.評判がいいだけのことはある.
- 論理学は論理学をつくるに取り組むも,文章が長すぎるためか眠くなるので止めた.
2023年
- 一般位相を確認.(メモがないため,それ以外は不明.)
- 一般位相は意味がわかる位相空間論と一般位相 マグロウヒル大学演習に取り組む.位相は難しい.何をやっているのかわかるまで半年くらいかかった.
2024年
- 実数論,線形代数,高校数学を確認.
- 実数論は解析入門Ⅰ(小平邦彦著)の半分くらいを終え,線形代数のふとした疑問を解決すべく中止.
- 線形代数は線形代数学 (川久保勝夫著)をだいたい終わらす.しかし,ベクトルは矢印であるという見方では連立方程式との関連がわからず(納得いかず),ハマる.
- 高校数学は入門問題精講で復習する.評判はいい本だが,著者はそこまで数学をわかっていなさそうで残念と感じながら,一通り消化することを目指す.
- 証明の読み方・考え方が自分史上のベスト本に.
2025年
- 線形代数,論理学,高校数学を確認中.
- 論理学は抜き打ちテストのパラドックスを題材に”推論とはなんだ”とかなぜパラドックスなのかを放送大学テキスト 記号論理学を参考に学習している.
- 線形代数は連立方程式の見方から確認中.
- 高校数学は基礎は何かを明らかにすることを確認中.