定理
が有理数,が任意の実数のとき,
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定理
が有理数,が任意の実数のとき,
有理数なので,実数の加法の定義によれば,
となる.
この定理の主張は, であるということ.もう,によって切断するのではないのかと思うが,そうではない.
有理数を実数とみて,とおける.このとき,となる.
を示すには,を示せばよい.
を示す.
とする.だから,.有理数の切断の条件3.より,.このとき,となるので,.
を示す.
とする.このとき有理数の切断の条件2.よりには最大の有理数が存在しないことから,なる有理数が存在する.すると,有理数の切断の条件3.より,である.このとき,となるので,.
以上から,.したがって,.