コンテンツにスキップ

「完全無料」Webサイト構築入門 (2) — GitHubへの保存とリポジトリ管理

クイックステップ:本章のゴール

ローカルのコードをGitHubに保存」することを完了させる。

  • 必要なツール: Git
  • 主な作業: GitHubリポジトリ作成 → git add/commitgit push
  • 確認方法: GitHubの自分のページでファイルが表示されているか確認

ローカルPCでWebサイト表示に成功したら、次はコードをGitHubに保存する。GitHubにアップロードすることで、プログラムのバックアップになるだけでなく、次章で解説する「自動デプロイ(Webへの公開)」が可能になる。


1. 事前準備:Gitをインストールする (Windows)

Section titled “1. 事前準備:Gitをインストールする (Windows)”

コードをGitHubへ送信するには、Gitというツールが必要である。Windowsには標準で搭載されていないため、まずはインストールを行う。

  1. 公式サイトからダウンロード Git for Windowsにアクセスし、「Download」ボタンをクリックする。

  2. インストーラーを実行 ダウンロードした .exe ファイルを開く。

    • 設定項目がたくさん出てくるが、すべてデフォルト(Next連打)でよい。
  3. インストールを確認 ターミナル(PowerShellなど)を開き、以下のコマンドを入力してバージョンが表示されれば完了である。

    Terminal window
    git --version

初回設定(ユーザー名とメールアドレス)

Section titled “初回設定(ユーザー名とメールアドレス)”

Gitを始めて使う場合、自分の名前とメールアドレスを登録する必要がある(GitHubのアカウントと同じものを推奨する)。

Terminal window
git config --global user.name "あなたの名前"
git config --global user.email "あなたのメールアドレス"

単なる保存場所としてだけでなく、以下の重要な役割がある。

  • バックアップ: PCが壊れてもコードを失わない。
  • 変更履歴の管理: 「昨日の状態に戻したい」が簡単にできる。
  • CI/CD自動デプロイ): GitHubにコードを載せる(Pushする)だけで、自動的にWebサイトが更新される仕組み(GitHub Actions)が使える。

3. GitHub上でリポジトリを作成する

Section titled “3. GitHub上でリポジトリを作成する”

まずは、GitHub側に保存箱(リポジトリ)を用意する。

  1. GitHubにログイン GitHubにアクセスしてログインする(アカウントがない場合は作成する)。

  2. 新規リポジトリの作成 画面右上の「+」アイコンから 「New repository」 を選択する。

  3. リポジトリ情報を入力

    • Repository name: my-math-site(入門(1)で作ったフォルダ名と同じにすると分かりやすい)
    • Public / Private: どちらでも構わないが、Privateでよい。
    • Initialize this repository with: 何もチェックを入れない(空のリポジトリを作る)。
  4. Create repository」をクリック 作成後、URL(https://github.com/ユーザー名/my-math-site.git)が表示されるので、これをコピーしておく。


4. 管理不要なファイルを除外する (.gitignore)

Section titled “4. 管理不要なファイルを除外する (.gitignore)”

コードを送信する前に、GitHubに送る必要のないファイル(自動生成される大きなファイルなど)を整理する。これを行うのが .gitignore ファイルである。

Astroプロジェクトを作成した時点で、最初から用意されている。

例えば、以下のフォルダはGitHubに送るべきではない。

  • node_modules/: プログラムの実行に必要な部品群(非常に重い)。
  • dist/: ビルドされた最終的なWebサイト(GitHub Actionsで自動生成するため不要)。

5. ローカルのコードをGitHubへ送る(Push)

Section titled “5. ローカルのコードをGitHubへ送る(Push)”

作成したリポジトリに、PC上のコードを送信する。ターミナルでプロジェクトのディレクトリ(my-math-site)に移動し、以下の手順でコマンドを実行する。

  1. ファイルをステージングに追加 すべてのファイルをGitの管理対象(送信待ち状態)にする。

    Terminal window
    git add .
  2. コミット(保存)を実行 現在の状態に名前をつけて保存する。

    Terminal window
    git commit -m "first commit"
  3. リモートリポジトリを登録 GitHub上のリポジトリと紐付ける。

    Terminal window
    git remote add origin https://github.com/あなたのユーザー名/my-math-site.git

    ※コピーしたURLを使用すること。

  4. メインブランチ名を確定

    Terminal window
    git branch -M main
  5. GitHubへ送信Push

    Terminal window
    git push -u origin main

ブラウザでGitHubのリポジトリページをリロードする。 PCの中にあった src フォルダや astro.config.mjs などのファイルが表示されていれば、無事にクラウドへの保存が完了である!


FAQ:GitHub保存とGit操作のよくある質問

Section titled “FAQ:GitHub保存とGit操作のよくある質問”

Q: 「git push」で認証エラーが出る。

Section titled “Q: 「git push」で認証エラーが出る。”

A: GitHubのパスワードではなく「Personal Access Token」が必要な場合がある。または、GitHub Desktop等のGUIツールを使うと認証がスムーズになることがある。

Q: 間違ったファイルをコミットしてしまった。

Section titled “Q: 間違ったファイルをコミットしてしまった。”

A: git reset コマンドで取り消すことができる。また、.gitignore が正しく設定されているか(node_modules が含まれていないか)を再確認すること。

Q: リポジトリを「Private」にしても無料で使えるか?

Section titled “Q: リポジトリを「Private」にしても無料で使えるか?”

A: はい、GitHubは現在 Privateリポジトリも無料 で作成・使用可能である。コードを公開したくない場合はPrivateを選ぶとよい。

他の記事を探す